宝塚歌劇団に関する9月30日の報道にまつわること。旧Twitterに吐き出したものの、自分なりのまとめ。(宝塚関連すべてではない)
スレッド状態で埋めこめるように記述してもどうもそうならないので、各ツイートのURLを貼る。
トップスターからトップ娘役へのパワハラ報道のとき。
見出しを読んで、中身を確認する・しない、話題にする・しないを選択する、ということをやっています、文春記事…… この一貫性のなさはある程度自分のなかで理屈づけられてはいるけど、筋道だって説明はできないし、「正しくない」かもしれない……
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年1月10日
きのうのうちに公式リリースも出ていた。前回の原田諒の件に輪をかけて、なんていうか、抽象的な感じだな……
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年1月11日
宝塚歌劇団に関する一部報道について | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ https://t.co/B2SnN3Qj3f
記事は見出ししか読んでいない、真偽の判断をしたくない、主に宝塚ファンの反応で内容の見当をつけている、公演中のトークで本件にふれた部分を複数のTwitterアカがレポしているのを読んでいる、というのが自分の状態で、そのうえでいま思うことです。 pic.twitter.com/0pZiurEGD6
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年1月11日
上のツイートに貼ってるのはこちら。
公演で語られたことばを複数のファンがTwitterに投稿しており、内容の方向性が一致しているからわたしのなかでそれはかなりの精度の「事実」であり、そして記事ではなく(重ねていうが読んでいない)その発言こそが、ハラスメントを認識しない・できない・させない劇団の構造を露呈させたと思う。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年1月14日
その後、上級生から下級生への、傷害事件相当の加害が報道されたときのもの。
文春…… 見出し読む限り、それは意図的なら傷害事件なんだが……
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年2月1日
週刊文春の宝塚記事、見出しを読む限りそれが意図的ならもう傷害事件なので、事実と異なるというのなら劇団側(か、生徒個人で動けるのかはわからないけど)は文春側に断固として訂正記事を求める事態だと思います。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年2月1日
《弊団は、当該報道の内容が全くの事実無根であることを当事者全員から確認しており、(…) 当該週刊誌に対し、訂正記事の掲出を求めるなど、改めて強く抗議いたします。》
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年2月1日
宝塚歌劇団に関する一部報道について | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ https://t.co/JVNu7tBWId
文春側は煽情的に、ある程度「盛って」書いているんだろうとは思うけど、宝塚自体ハラスメントが発生しやすい構造であり、その環境にいる組子間ではぜったいに発生しない、なんてわけはない、と思っている……
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年2月1日
その後も定まらない自分の向き合いかた。
宝塚に思うことを文章にできないまま宙組初日が来てしまったな。劇団側はあの通りいっぺんの「事実無根です」×2だけで終わらせようとするなよ、と思ってる。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年3月11日
宝塚に対してはまずきちんと自分のいまの向き合いかたを定めて、とかぐだぐだ思いつづけている。配信みてない、スカステ再契約してない(これはべつの理由でいったん解除していてそのまま)、Twitterに話題を投稿しない、宝塚の話題にいいねをしない、でもオフでは話題にしてる、みたいな状況…… https://t.co/M2Jm2raUEx
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年4月20日
この「投稿しない、いいねをしない」は「楽しい話題に」という意味合い。だがこのあと1作2回配信をみているし、過去作に言及したりしてるので、そのへんではこの自分のしばりも崩れている。あと卒業生の話題はどうなのか、もう宝塚という「組織」にいないからそれで「良し」というのも変じゃないか、と思いつつ、「楽しい」文脈で話題には出していたりする。
話題に出すならそのことも言及するぞと意識したツイート。
宝塚、組子間の傷害事件相当の報道に「訂正記事の掲出を求める」としつつ今のところそれ以上の動きも公にないし(もちろん訂正記事もない)、本当に事実無根であるのなら名指しされた生徒をもっと守れよほんと信用ならねえ組織だなってところにきてその組の演目で全世界配信とかやってる場合か。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年5月19日
組子間のパワハラや傷害事件相当の報道に対する劇団の対応があまりにも信用ならないので遠ざけていましたが、いまの星組でこの演目はむっちゃ観たい、ということでみました『1789』大劇場千秋楽LIVE配信。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年7月2日
そして9月30日の夕方5時過ぎの報道で、その日朝に起こっていたことを知った。
そのことに関してのツイートは10月2日からしている。もう公式リリースへのリンクをはることが厭わしかった。
現役劇団員の訃報を伝える公式ニュースの見出しが「宝塚歌劇団に関する報道について」なことで血が凍る。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月2日
ちょっと言い方まちがえた。あの公式リリースは訃報ですらなくて、ほんとに、あくまで、「報道された内容」についてのリリースに読める。冒頭の2文、ふだんは「宝塚」という枠組みで「身内」として囲っている雰囲気を売りにしてるくせに、いきなりの「よそごと」感が出ていて、異様な気もする。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月2日
10月1日のリリースについてきょうになって呟いたけど、その後10月2日付で「宝塚歌劇団 理事長より」が「重要なお知らせ」枠内に出た。こういうときのことばは、この程度の「定型」を踏まえたものでいい。この最低限が1日のリリースのかわりに出ていたら、こんなに気持ちが凍ることもなかった。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月2日
10月3日
きょう(10月3日)の東京宝塚劇場公演中止が開演1時間まえくらいのタイミングであったこと。これは《出演者の心身の状況を考慮》せずに開演前提で動いていた劇団経営陣にたいして、演者側の《心身の状況》がほんとうに無理、を発したゆえの土壇場での報なんじゃないかと思って、暗くなるばかり。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月3日
10月4日
10月2日付「宝塚歌劇団 理事長より」、こういうときのことばは「定型」に則ったものでいい。とは書いたけれども、本件に関して今後も定型文として「お詫び」されてしまうのかと思うと、どろっと闇を飲みこまされた心地になる。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月4日
定型に則っても「ご心配をおかけしました」でとめることは可能だし、「心を寄せてくれてありがとうございます」等と加えることで、観客への「義理」は欠かないはずだ。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月4日
自分がふだんから読むアカウントのツイートでも、何件か、名は出さないまでも自明のようにその人は名指されていて、なんでみんな、その人だって前提でばかり話をしてるんだろうと、不快ですらあった。 10月4日上記のツイートをしたあとに、雑誌電子版の読めるところまでを読んで、その名と、公式サイト掲載の顔写真をみた。それでもう、ほんとのほんとうに、だめな気持ちになってしまった。
この件で「人違い」の報道はないだろうから、亡くなったのは本当にその人なんだと、思わされたのがきのうのことで、ならばその人が所属する組が当日に2回の公演をしたこと、翌日の小劇場出演者にご遺族が含まれていたこと、を、どう思ったらいいのか、ぐちゃぐちゃだ。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月5日
自分は最初の報で、公演中の組ではないのだろうと思った。休演者の話を知ってしまっても、たまたまだと思った。だって翌日にごきょうだいが舞台に立っているから、そんなこと起こってはいけないと思った。“芸事”とは、“プロ”とはそういうものだなんて呑みくだせない、ほんとにぐちゃぐちゃ。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月5日
そして別組の公演再開……
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月5日
この一連について、立ちすくんでいる、としか言いようがなくて、結論じみたものできれいにまとめられる気はしない。公演再開の際に劇団側がどういう「ごあいさつ」を、だれにさせるのか、どうであっても自分の具合が悪くなる気しかしない。ここ数日の生活の一端であるから、書いておくことにした。
退団者あいさつ等で「こんなにも愛にあふれた場所はほかにない」に類する言をきくたび、幸いにもこのひとにとってはそういう場だったのだな…… と、感じてきたが、どうにかやってこられた側の強い肯定、というふうに聞いてしまう、苦しい。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月5日
以下、10月7日に追記。
組織として最低限の、あってしかるべき対応を示したことには、すこし慰められている。
— はづき真理 (@August16th2018) 2023年10月7日
25歳俳優急死、宝塚歌劇団が調査チーム設置へ 外部弁護士入れ事実関係や原因を把握 宙組公演は22日まで中止 https://t.co/1eQVKtL9L0