キテキ

はづき真理のブログ

中7日あきまして(12月28日に更新されるはずだった)

うーん、1週間があっというま、かつ、遠いむかし。

……という書き出しで、きのう28日に更新する予定だったのですが。綾辻行人十角館の殺人』(講談社文庫)を再読していたら時間がなくなりましたの。

読んだのはたぶん高校のころです。自分はすごく幸運な読者で、マジで「あの一行」にびっくりしたクチです。というか、びっくりしたし、とっさに真相と結びつかなかった。×××××いるってこと? と思った。あの一行がすなわち××を示したのだという認識はやや遅れてやってきた。いま流通している講談社文庫は「あの一行」がページをめくったところにまさに一行だけ配置されていたように思います。

で、体調がくすぶったままホリディシーズンに突入し、年もあと三日で明けようとしています。

自分は家事労働での働きが決してよくない、というかかなり悪いほうですが、それでも図太く日々を営んでいます。ただ往々にして自分はうぬぼれすぎて親の許容してくれる範囲を深く見積りすぎているため、あまりにも「なにもしない」がつづくと母もイラつくことがあります。この近々で2度、イラつきをはっきり表に発散させてしまったので、すみません…… この「発散」はあきらかに母の側に負担が大きいので、発生させてしまった時点でもうすみませんとしか……

そんなわけもあって、年の瀬になってLDの段ボール箱がすこしずつ片付きはじめました。LDの壁面収納では足りてないのはわかっていますが、どこになにをいれるか脳内で想定していたことを、ようやく実行しはじめた感じ。ひとまず今後あまり増えることはないであろう、国内ミステリ作家の棚。

本が並んだ棚を斜めから撮ったところ。後列に単行本、前列に文庫本。北村薫と有栖川有栖と麻耶雄嵩

地震対策としてキングジム「収納棚に敷く落下予防マット」をつかっていますが、これを敷いていると本が横滑りしないので、入れ替えたり寄せたりがちょっとたいへん。

壁面収納棚はリフォーム会社が選んだ製品ですが、前後2列に配置するときの後列の嵩上げには、「コの字ラック」で検索しまくって発見したこちらを使っています。ここの壁面本棚もいいかんじですね。

やる気が出るのが遅いし、出ても持続しないし、やりかけの状態で何年も放置してしまう、みたいな自分ですが、同居人がいてその共有スペースは「自分のペース」のみで運用するわけにはいきません。そこはちょっと、努力しなくては。

現在はやる気の慣性みたいなものがかかっていて、あれこれ考えているのですが、シュミレーションで疲労してしまって現実にアウトプットできないことも多々ありますので、そのへんをどうにかこうにか操縦していきたいですね、自分を。