キテキ

はづき真理のブログ

同居している賃労働者と家事労働者

調子の悪さがぬけたようです。

きのうの夜、ふろに……ふろに入るのだ…… とがんばって、入浴洗髪したらもう日付が変わっちゃってたけど、とにかくそのように偉業を成し遂げ就寝したのがよかったのかもしれない。起きたの11時すぎだし、起床とともに頭痛だったけれども。

洗髪はさほどめんどうでないが、髪をかわかすのがものすごくおっくう。「髪をかわかす」の熟語、たとえば「乾髪(かんぱつ)」とかいう日本語って存在します? ヘアドライも日本語かな。とにかく乾髪のおっくうさが洗髪のハードルをあげる。あと入浴後の浴室の水気拭き取りもけっこうしんどい。これには「除滴(じょてき)」という語をあててみています。

総じて「濡れたものを濡れてない状態にする」こと、このコストがしんどい。

そしてわたしと母がせっせと除滴を心がけても、朝の出勤前にシャワー浴する兄は濡れたままにしてるのである。でも朝のいそがしい時間に拭いてけっていうのも酷なので*1、兄本人には頼んでいない。

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家でゆいいつ賃労働しているひとに対して、家事労働を話し合いなく免除してしまう姿勢は悪手である気はしている。とはいってもわたしも母もこの点で兄には甘く、ほかにもちらほら「ここはさぁ」って部分を本人にいわず後始末してしまっている…… うちは成人3人世帯で、仲違いしなければこのまま順にこの家で死ぬまで暮らしていくので、この運用は健全ではない気はするが、たぶん破綻はせずにいくんじゃないかなあ…… と、「解決」を指向していない。賃労働するひとが家事労働しなくていい、わけではないはずだが、単純に賃労働者に家にいる時間がないし、家事労働者の家事にいっさい口を出さないし*2、そもそも兄ひとりにたいしていまのところ家事労働専従者がふたり*3だし。このまま「分業」でどうにか、やっていけるんじゃないかねえ。

やや懸念材料なのは、ちょっとまえまで自分の食器は自分で洗うこともあった兄に、最近その気配が見られないことである。でもたとえば自分と母が寝込んでたらやってくれるだろうと思う程度の信頼はあります。ただ自分と母が寝込んでたら、たぶん洗う食器が発生しない。ごはん買ってきてもらう。

また母の介護が必要になってきた場合は、自分が担う介護労働のぶん家事労働領域をもうすこし交渉することになるだろうし、そこは応じてくれるだろう。

ということどもを考えながら五徳を洗いました。

*1:あと夏場は拭いてると汗まみれになってしまうから、就寝前でなく出勤前のひとには不可能だと思う

*2:たぶん兄のごはんを作らないよ、へやの掃除をしないよといってもなにも気にしないと思う。自分の分の洗濯ものは出勤まえに洗濯機をスタートさせており、干すのは家に残る母かわたしで、それ干さないよといったら夜回すようになるだろうし

*3:すみません実質ひとり半程度です