キテキ

はづき真理のブログ

三月いちにいさん

一日から三日までをいちおうまとめ。

三月一日
……といって、すでに一日の記憶があいまい…… 母がちょっと熱っぽくてしんどそうだった。母も自分も、血液でのアレルゲン調べの結果、ほかの植物に比べたらスギ花粉への反応は強いほうで、春先のだるさはやっぱり花粉のせいなのではないかな、とお互いにぼんやりと認識・納得している。スギ花粉よりハウスダストへの反応のほうが強かったけど……

兄は21時までに帰宅すれば家で夕食を摂るのだが、二月はそのラインを悠々こえてしまうことが多かった。あるとき「これはもう帰りませんね」と20時45分すぎたあたりで残しておいたミネストローネをお片付け〜と台所で立ったまま食べていたら、器に直接口をつけてあおったタイミングで帰ってこられて、動揺してこぼしかけるというフィクションのような反応をしてしまった。兄の食事は鍋キューブとカット野菜と冷凍していた豚もも薄切り肉でことなきを得た。そんな反省?ぶりのきょうのミネストローネは兄の口に入るだろうか……と思っていたらぶじに入ったのでヨシ。

あすが休みで確実に家で食べるのがわかったので、桃の節句メニューはあすにしようと思う。


三月二日
季節のイベントで食べる「定番」があるのは、献立を考える手間がはぶけるといういい面がある。いちにち繰り上げた桃の節句として、できあいのちらし寿司とハマグリとその他ちょっと華やいだお惣菜を買ってきて、調理は貝のお吸いものだけで済ませる。

ハマグリを砂抜きしてる際、生きてるな……とつくづく眺めたりした。生きてる+台所で思い出したエピソード、かつては夏休みのたび祖母をたずねて父の生家へ行っていた。ある夏、ご近所から生きたままのサワガニ?をいただいて、ビニール袋にわしゃわしゃ入ったそれをそのまま冷蔵庫にしまった。そしてたぶん冷蔵庫のドアがきちんとしまらなかったんだと思う。その夜、妙なけはいに台所をのぞきにいったらカニたちが脱走していて、広い台所の床を縦断せんとカニ歩きしていた光景をおぼえている。捕獲して、翌日だったかに茹でて食べました。

夕食準備が軽めに済んだし、あすが通院なので早めにふとんに入って消灯。


三月三日
6時に起きてラジオ体操もした。甲状腺を診てもらっている病院は電車で数駅離れ、さらに駅から家よりも歩く距離にある。なのでこの持病の通院の日は、朝から起きてるし、てくてく歩くしで、なんか健康的な気になる。

数値が安定してるため、かつて三ヶ月に一度だった通院が、COVID-19禍がはじまってから半年に一度と間遠になった。持病を診てもらっているわりには物理的時間的に距離があって、持病の主治医だけどもかかりつけ医とはいえないな、などと思う。そんな先生に一月来のめまいの相談をしたら、耳鼻科などにもまだ行っていないことを指して「もう三月だよ」といわれましたが、ええ、人生だいたい家にいて横倒しだとふた月くらいすぐ経ちます……。

きょうの採血の数値をみて、甲状腺が原因じゃなかったら耳鼻科へ、そこでも原因がなかったら脳神経内科、そのときは紹介状を書きますので、といわれ、展望を引いてもらってすっきりした。たぶんそうなるよねって考えていたけど、めまい以外にほぼ症状がないため緊急性を感じず、耳鼻科にいってみる動機が足りなかった……

で、めまい以外の症状として、どう表現したらいいか微妙だったのだが感覚として一番近い「なんか体のなかが小刻みに震えてる気がする、実際は震えていないんだけど」も伝えてみたところ、ちょっとこうしてみて、とされて、「手が震えてるね」と指摘を受け、マジで? となった。だからどうも自分が感じてるこのふしぎな感じ、「震えてる気がするけど震えていない」ではなくて「震えている」のようです。なんだろうこの感覚は、だったので、これはこれですっきりした。目視ではびみょうです。自分の体のことなのに、まったく的確な観察ができてないな。

そんな感じで三月いちにいさん、でした。